ピピピ?!?ピョ!!ピョンテ!!!!
この記事は「ホシハウス Advent Calendar 2021 - Adventar」の23日目の記事です。
22日目はあわわんの「第66回有馬記念まであと4日!」という記事でした。なんか僕の前後の記事の競馬率高くないか…?ギャンブルは僕の性格上向いていないなというのを記事を読んで再認識しました。ホシハウスのミライヘノツバサ事件も見ているので正直怖い…。ギャンブルとしての競馬は、億万長者になったら考えます。
さて、今日はクリスマスイブイブですね。そうすると明日はクリスマスイブということになりますね。巷では、クリスマスイブの21時から25時までは性の6時間と呼ばれています。そこで今日は来たる性の6時間に向けて、「ラストオリジン」という色欲大魔神ゲームを紹介します。紳士淑女の皆さんの性の6時間のお供としてご活用いただければと思います。
ちなみに、タイトルの「ピョンテ」は韓国語で「変態」の意味です。
ラストオリジンってどんなゲーム?
ラストオリジンは韓国で開発運営されているスマートフォン向けのアプリです。ジャンルとしてはターン制バトルのロールプレイングゲームで、公式のキャッチコピーは「荒廃した世界に美少女たちを率いて挑め!人類滅亡まで残り、あなた一人。」。
ストーリー
あらすじとしてはキャッチコピーにもある通り、機械に寄生する「鉄虫」によって人類は壊滅状態に陥っており、主人公(プレイヤー)は人類最後の1人という状況から始まる。美少女というのはバイオロイドという生体アンドロイドのことを指しており、人類がほぼ滅亡する前は様々なバイオロイドが開発され、運用されていた。
基本的にバイオロイドは人間に絶対服従するようになっており、ゲーム開始冒頭でも人間である主人公の指示が無いとまともに活動できないような説明があった。そこで、主人公が主人なきバイオロイド達の司令塔となり、襲い来る鉄虫の脅威を排除していくというのが本作のストーリーのあらすじである。
と、ここまで長々と説明してきたけど、正直バイオロイドたちがムチムチボディ過ぎていっさいシリアスな話の内容が入ってこない。人類滅亡とかどうでも良くなってくるレベルでムチムチの波が押し寄せてくる。本当にいいゲーム。
システム
一言で言えば「えっちで快適な艦これ」というのが個人的な感想。艦これはあまりに苦行すぎて全然続かなかったので艦これ好きな人からは怒られそうだけど、自動戦闘やオート周回機能が完備されているのでとても快適。周回編成が組めれば放置してレベリングや資源稼ぎなんかも簡単にできる。
戦闘も画期的に面白いという訳では無いが、盾役とアタッカー役とバッファー・デバッファー役のバイオロイドを組み合わせて9マスに配置して強力なシナジーを生み出す面白さは存在していて退屈はしない。
まぁ流石に5枚のカードから3枚選ぶゲームよりは面白いかなーって感じ。育成もオートレベリングができれば全然苦じゃないしね。
課金要素
課金をすると他ゲームでジュエルに相当するツナ缶が買えて、それを使って色々出来るようになっているが、基本的な攻略のみであれば課金はほぼ必要ない。ゲーム内資源を消費して出来る製造をすればバイオロイドは全種類製造出来る(ただし確率に勝てるとは限らない)し、ステージクリア報酬でツナ缶がそれなりにもらえる。その他にツナ缶を使って何が出来るかというと、資源の購入や設備(バイオロイド所持数などに関わる)の拡張なので、ゲーム内で貰えるツナ缶で大体事が済んでしまう。
ただし、後述するスキンが欲しい場合は課金が必須になってくるので心してかかること。
オススメポイント
やたらデカいバイオロイドたち
ひとまずゲームに登場するバイオロイド達を見てみよう。
で、でっけぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
そう、ラストオリジンに登場するバイオロイドのほとんどが、デカい胸もしくは太もも持ちのムチムチカーニバルなのだ。ちなみに、この記事に載せているスクショは全年齢版のアプリなので、後述するFANZA版アプリだともっと際どいキャラデザになっている。
韓国には「チモク」というスラングがあり、「おっぱいは頭より大きくあるべし」という意味を持っている(正確には頭文字を取った略語)。ラストオリジンに登場するほとんどのバイオロイドはこのチモクの精神に則ってデザインされている。巨乳度合いについてはイラストレーターの裁量だったらしいが、現在はダークエルブン・フォレストレンジャーが上限だと決められているらしい。
おっぱいと太もものついでに頭身もめちゃくちゃ高かったりする。足が長い選手権も強豪揃いだ。見ていこう。
な、なげぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕は重度の脚フェチなので脚が発達しているのを見るとめっちゃ興奮する(冷静に考えるとデッサン狂いまくってるような気がするが…)。こんな感じのバイオロイドがたくさんいるのがこのラストオリジンなのである。巨乳やデカ女が好きなオタクには非常にオススメのゲームになっている。
デカいだけあって筋肉質なバイオロイドも取り揃えております。僕はMiss Safetyが好き。
ちなみに、一応小さめのバイオロイドもちらほらいる。まぁ数としてはスパイス程度だが。
えっちなスキン
ラストオリジンの真髄がえっちな有料スキンである。
健全版だと破壊力が落ちるのであえてここには載せないが、ラストオリジンの有料スキンは基本的に露出方面でぶっ飛んでいる。乳輪がはみ出ているのは日常茶飯事で、極め付けは服を着ていないスキンがあるのである(「フェンリル」、もしくは「無敵の龍」あたりで画像検索してみて欲しい、ほぼ何も着ていないスキンが出てくるはず)。局部が隠れてれば何でもあり精神でとにかくスケベなスキンを大量にリリースしてくるのがこのラストオリジンというゲームなのである。
ちなみに、こんなにえっちなゲームだと外でプレイ出来ないじゃないか!!というラストオリジンに興味を持った諸氏にはとっておきの機能が実装されている。その名も「シルエットモード」。これをONにすると、キャラクターが全て黒い影絵のシルエット表示のみになるので、外出中にうっかりラストオリジンを起動して、画面いっぱいにおっぱいドーン!!お尻バーン!!!みたいな状況を防ぐ事が出来る。どうか安心してプレイしてほしい。
バイオロイドとは対照的(?)なメカニックたち
えっちなバイオロイドがたくさんいる一方で、メカニックと呼ばれるロボットのユニットが存在している。そいつらはまた違う意味でオタクの心を刺激してくる。とりあえず見てみて欲しい。
い、厳つい…ッッッ!!!
そう、なぜかラストオリジンに登場するメカニック達はやたらと厳つくカッコいいのである。もはやこのゲーム、男児の夢の食べ物であるハンバーグ唐揚げチーズカツカレーwith寿司feat.ラーメン餃子ライス定食のようなゲームと言っても過言ではない。カッコいいロボットがたくさんいるのでもっと見せちゃう。
そんなこんなでロボ好きにもオススメできるのがこのラストオリジンである。
オート周回完備
先述したように、このゲームには自動戦闘とオート周回機能が実装されており、自動周回編成を組んでしまえば基本的に放置で稼ぎ作業をすることができる。自動周回編成を組むところが若干手間ではあるが、特定の周回向きバイオロイドを一生懸命集めることで大体のステージは自動でクリア、周回する事が可能になるところもこのゲームのいいところである。
とりあえずラストオリジンを始めた紳士淑女の皆さんはペロを手に入れるところから頑張ってほしい。
ペロを入手するまでの道のりは有志Wikiの初心者向け記事が詳しいのでそちらを参考にするといいんじゃないかな。
プレイのススメ
ラストオリジンはここでは実際にラストオリジンを始めたいと思った人向けの手引きをしようと思う。
はじめに、このゲームは基本的に放置周回が前提となるゲームなのでスマートフォンやタブレットの実機でプレイすることはあまりオススメしない。実機で周回を回し続けるとバッテリーがパンパンになるという失敗談がたくさん流れてくる(スマホが孕む)。なのでPCのAndroidエミュレーターで遊ぶことをオススメする。
あと、最初に連携するアカウントをGoogle・Twitter・DMMから選べるが、Googleのアカウントを使うのが良い。前にTwitterのアカウント連携でトラブルがあったらしく、今は改善しているらしいがリスクが無いとは言えないので無難にGoogleアカウントにするのが良いと思う。連携すればプラットフォームや全年齢版とFANZA版を行き来して遊べるのでその辺も快適(その機能のおかげでこの記事にも全年齢版のスクショを貼ることが出来た)。
始めるタイミングだが、このゲームはメンテナンスとかがある度に資源を配布しまくっているので始めるならとにかく早い方が得だ。今ならクリスマスのログインキャンペーンもやってるし、バイオロイド達と聖夜を過ごすクリスマスイベントも開催されている。
スマートフォン版
AndroidとiOSでアプリとして遊べる。内容は当然全年齢版。普通にGooglePlayStoreやAppStoreからダウンロードしてきて遊ぼう。
ちなみにFANZA版が出るまでは、えっちなバイオロイドイラストを見るためには公式が配布しているapkファイルを直接ダウンロードしてきて遊ぶ(ただしボイス無し)か、本国(韓国)版のアプリをプレイするしか無かった。ただAndroidについては有志の人がMODを配布していて、それをAndroidアプリに適用すると声付きでイラストはえっちなラストオリジンが遊ぶ事が可能だったけど、もうFANZA版がリリースしたからそんなことはもう関係ないね!!!やったぜ!!!!
DMM版
ブラウザもしくはAndroidアプリとして遊ぶことができる。ブラウザの方は普通にDMMにログインして遊べる。Androidアプリについては、「DMM GAMEストア」というDMM専用のアプリ配信プラットフォームを持っており、そこからアプリをダウンロードすることが出来る。
ラストオリジンの件で初めて知ったんだけど、GoogleはGoogle以外にもアプリ配信プラットフォームを持つことを認めてるんだね。たらこくんに教えてもらって、また一つ賢くなってしまった。
FANZA版
基本的にはDMM版と同じで、ブラウザもしくはAndroidアプリで遊ぶ事ができる。アプリを導入する手順もDMM版と同じ。ただタイトルが「ラストオリジンR」になっている。ここが本命。
FANZA版に諸々興味を持ったらゲムぼくさんのブログもオススメです。
まとめ
ラストオリジンはデカすぎて気が狂うほど気が狂う!!!
以上、おわり。
明日はゆーしんが同棲についての記事を書いてくれるみたいです。人生の先輩として存分に勉強させていただきます!ウッス!!
読書習慣をつけたかった
この記事は「ホシハウス Advent Calendar 2021 - Adventar」18日目の記事です。
昨日はたらこくんのチョコダン2の話 - hmd_tarakoのブログでした。不思議のダンジョンシリーズはポケダンの闇の探検隊とドラゴンクエスト 不思議のダンジョンMOBILEしかやったことないけど、チョコダンはまたちょっとシステムが違うんだなって初めて知りました。不思議のダンジョンシリーズなのにATBシステムあるんだ、とかね。FF14のせいでFF熱が加速しているところがあるので、プレイすると面白そうだなと読んでて思いました。FF14のせいでプレイする時間ないけど。
今日は読書習慣をつけたかった話をします。上で紹介した記事でたらこくんも察している通り、上手くいかなかった話です。どういうことをして、何が良くて何が悪かったかを書いていきます。出来れば改善してもうちょっと本が読めるようになりたい。
やったこと
過去の記事でも書きましたが、年始に衝動的にKindle端末を買い、周りのオタクにオススメ本を聞いてたくさん本を買い、今年は読書するぞと意気込んでいました。
しかし暗澹たる結果に…やってみて分かったけど全然本が読めない。元々本を読むという習慣が無いので1年目はこんなものだろうという感想もあるけど、多分色々読めなかった要因がありそうなのでその辺を頑張って分析して来年に生かしたいと思います。
2021年に読んだ本
今年読んだ活字の本は4.5冊ぐらい。グラップラー刃牙とか高校鉄拳伝タフとかならいくらでも読めるんだけどね…。
黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで
けーるに勧められて読んだ本。シリーズの1冊目だけしか読んで無いので進捗としては1/10になります。起承転結で言うところの転からはかなり面白かった。と言うか後で述べるけど、僕の性質上、転フェーズが早く来ないとかなりしんどいところはどの小説本に対してもそう。
発達障害サバイバルガイド
Twitterで見たことある人もいるかもしれない借金玉と言う人の書いたライフハック本。僕は別に発達障害じゃないと思う(診断したことないから100%無いとは言えない)けど、とりあえず生活を簡略化して過ごしやすくする方法論や考え方が書いてあるので買って読んだ。借金玉っていう人の言動については賛否が分かれる感じが凄いけど、ライフハックに関しては便利なので、部屋が片付かない人とか服考えるの面倒くさいとかそんな感じの人にはオススメ。氏のTwitterは良い時と悪い時の差が激しいのであんまり見ない方がいい気がするけど。
スズメバチの黄色
ホシくんに勧められて読んだ本。超ドストレートな物語なので語れることは少ないけど、起転転転結みたいな感じで面白かった。あと、タイトル回収。
Team Geek
ところてんという人の心理的安全性の話に出てきたのがきっかけで読んだ。色々紹介されてる本があるけど、とりあえず一冊って感じ。実務に繋がるところがいくつかあってまぁ役に立ったかなという感想。
ところてん氏のTwitterは面白くてタメになるのでオススメ。
風が強く吹いている
いんげんに勧められて読んでる途中の本。まだ途中だけどこの本に影響されてジョギングを再開した。登場人物が本当に楽しそうに走るのが良い。毎週金曜はジョギングの日にしたぐらいには走る描写がよい。
良かったところ
今年読書しようと意気込んでやってみて良かったなと思うところを挙げていきます。
単純にオススメされた本の内容が面白かった
周りの信用できるオタクがオススメするだけあって、読んだ本についてはめっちゃ面白かったです。僕は普段小説を買わないので、そのまま過ごしていたら絶対に読まなかったであろう本に出会って読めたのは良いことだったかなと思います。
オススメされて買ったけど読んで無い本がまだあと十何冊ありますが、多分全部面白いんだろうな〜〜〜と思いながらKindleの本棚を眺めています。急に全部読むのは難しいけれど、徐々に読んで消化していきたい。
暇な時に本を読む選択肢が増えた
これはKindleアプリやKindle paperwhiteのおかげでもありますが、外で暇な時間にすることがTwitterやYoutubeの他に本を読むという選択肢が追加されました。読書のいいところは通信量がほぼ不要なところです。電子書籍であれば事前にDLして端末の充電さえあればいつまでも読書出来ます(ただし集中力が続く限り)。紙の本だと1冊読み終わっちゃった後のことを考えないといけない時がありますが、電子書籍だとその心配もありません。この辺が享受できるのは、読書趣味の強いところだなと思います。
うまく行かなかったところ
逆にうまく運用できなかったところを挙げていきます。
読書よりハードルの低い面白コンテンツ多すぎ
これが本当に壁になりました。読書慣れしていない僕はそもそも本を読み始めるハードルが高くてなかなか本を開くところまでいかない事が多々ありました。最近だとすぐFF14を起動しちゃうし、ちょっと前まではメトロイドドレッドやポケモンのダイパリメイクが隙あれば起動する枠でした。
読書が出来ているときは基本的にお風呂の中が読書タイムになることが多かったですが、疲れているときはどうしてもTwitterやYoutubeを眺める方に流れてしまう事が多くてなかなか続きません。あとFF14の高難易度コンテンツの予習がしたい。そんなこんなで、本を読むという行為は相当時間と気力に余裕のあるタイミングでしか出来ませんでした。
情報中毒者に小説は辛い
僕はTwitterを始めとした情報メディアから離れられない情報中毒者です。新しくて役に立つ、もしくは面白い情報を常に求めてネット上を彷徨い歩く亡者みたいなものです。上の話の続きにもなりますが、世の中にはすぐに面白がやってくるコンテンツがたくさんあります。最近だとのばまんゲームスがお気に入り。動画を開くとすぐに倫理観皆無の面白さが目に飛び込んできます。
Twitterも然りで、自分の構築したTLはだいたい面白いものもしくはお役立ち情報が流れてきて飽きません。そんな情報が溢れかえっている世界にいる僕は、小説の導入が暇でしょうがない部分があります。お話の導入とか世界観の説明が大事なのは頭では分かってるんですが気持ちがついてこない。中学生の頃に山田悠介にハマった時期がありましたが、あれは多分唐突にデスゲームが始まってバンバン人が死ぬから飽きなかったんだと思います。
今後の改善案
じゃあどうするの?っていう話をします。できるだけ本は読めるようになっておきたいので。
ジャンルの割合を考えて読書目標を立てる
今年読書してみての感覚としては、小説を読むのには気力が必要だけど、実生活に必要な情報が含まれている本は割とすんなり読めるっぽい。なので意識的に読む本のジャンルを調整することで継続的に本が読めそうな気がする。例えば、技術書とか開発手法みたいな仕事に直結するような本を基本的には読みながら、読書パワーが溜まってきた時に小説を読むとかすれば、読書習慣を継続しながら色々な本を読む事が実現出来そう。
ネット断ちするタイミングを意図的に作る
これは環境作りの話だけども、インターネットに接続できる環境があるとTwitterを開いてしまうので、それを頑張って断つ方法を考えて実践するという事が効果的そう。例えば、ジムに行く電車の中でスマホをリュックにしまってKindle端末を開くとか、床屋にスマホを持たずに行くとか、お風呂にiPadを持ち込まないとか。この辺は意思力の問題なので、実際にどれぐらい実行に移せるかは怪しいところ。
まとめ
結論としては、無理せず気が向いた時に読みたい本を読んで行こう。
以上、おわり。
明日は、いんげんがまた競馬の話をしてくれるみたいです。乞うご期待。
個人開発の話
この記事は「ホシハウス Advent Calendar 2021 - Adventar」10日目の記事です。
9日目はろめろが「今年見た映画10選」を書いてくれました(メンバー向け公開記事です)。見た映画が275本とのことなので、多分僕の300倍ぐらい映画見てるんじゃないかな、すごいね。シンエヴァだけ見ましたが、すごくよかったのでエヴァを見たことのある皆さんにはとてもおススメです。
今日は僕がプライベートで開発している話をしたいと思います。期間としてはまだ1年ぐらいだから大した量を書けている訳じゃないけど、何かの足しになればいいなって感じ。
個人開発の目的
始めたきっかけ
会社の同期が技術サークル的なものを作りたいんだけどメンバーになってくれない?っていう誘いでした。元々勉強しないと死ぬ環境にいると思っていた僕は、良い環境かもしれないなと参加するようになりました。会社の同僚や後輩と作ったものを見せあったり、業務で得た知見の共有なんかを持ち回りで発表してたりしています。
また、業務で書いているコードで大したことしていないのも始めたきっかけの1つです。今僕が業務で弄っているアプリはもう既によく使うCRUDを司るような基本メソッドとして共通化されて実装されてしまっています。そのため、基本改修しか行わず、要件に合わせてそれらのメソッドを上手に呼び出すだけの実装が多い感じです。これは非常に退屈です。まぁそもそも開発部署なんてそんなものな気もしますが。
現状そんな感じの業務が多くて、正直ゼロベースからネイティブアプリを作る知識なんてほぼ付かないのでじゃあ自分で作ろうとなった訳です。まぁあとは、コーティングへの心理的なハードルを下げるために普段から触っておきたいというのもあります。こんなことを言っている時点でエンジニア向いてない説もありますが、他に食い扶持が無いので頑張りますと言ったところです。
出来るようになりたいこと
とりあえずアプリを一から作れるようになっておきたいなーというのがざっくりとした目標です。汎用性の高いスキルが欲しい、AndroidやiOSへの理解を深めたいみたいなところで、とりあえず下に書いたような「今時のアプリならこれぐらいの機能あるでしょ」って感じで思いつくものは、やってみたいなと思っています。これぐらい抑えておこうな的なものが他にもあれば教えて欲しいな〜〜〜〜(大声)
- データバインディングの仕組みの理解
- 各種権限の許可周りの扱い
- 非同期処理のアレコレ
- バックグラウンド処理
- アプリ証明書
- Push通知
- アプリ内ストアレビュー
使っている言語・フレームワーク
使っている言語はC#でXamarin.Formsを使っています。一時期Kotlinを使っていたけど、気持ちの面で続きませんでした。XamarinはXamarinで辛いところも多い(後述)けど仕事に直結してるからモチベーションとしては大分マシです。
他案件に参加した時とか転職とかした時にXamarin使う機会があるかは謎だけど。そもそもまだ転職する気はないし。
作ったもの
とりあえず作ったものを紹介します。
スーパーモンキーボールもどき
赤い球をスマホを傾けて転がして、画面一番上まで行ったらゴールというアプリです。加速度センサとかジャイロセンサとか、リアルに干渉できそうなアプリが作りたくて作りました。当時スーパーモンキーボール2のRTAを見るのにハマっていたので作ってみたというところが大きいです。マップの見た目は完全にカイジの鉄骨渡りですが…。
マップを複数用意していかないといけなくなった辺りで、多分これはKotlinで作るものじゃないなと思ってやめてしまいました。いつかUnityを触った時に作ろうと思っています(こういうゲームチックなものを作るのはUnityの方が向いていると思ってる、Unity触ったことないから分からんけど)。
こういうセンサを使うアプリは他にもアイデアだけはあって、大の大人が全力でスマホを振る絵面が見た目的に面白そうだなと思ったので、ボタン連打の代わりにスマホを振ってスコアを競うシュウォッチ的な奴が作りたいな〜と思っています(思っているだけ)。
音声系のアプリ
動機は、レゲエホーンの音とかVの叫び声の切り抜きとかにハマってていつでもそれが簡単に聞けるといいなって思ってワンポチで特定の音源を流せるものを作ろうとしました。とりあえず音源埋め込みで作ってみたけど、その辺で「これ再生したい音源をスマホ内で用意するのがクソ面倒くさいな」と思って、悩んだ結果録音機能があればとりあえずいいかという結論に達しました。
録音機能を作るにあたって「そういえば自分の声を録音して遊ぶのは楽しい(絶対人前でやらないようなカスみたいな物真似とかね)」ということを思い出し、そういう遊び方がしやすいものがあれば嬉しいなと思ってそれを今作っている最中です。とりあえず録音して再生するところまでは出来ているので、あとは画面UIと保存の処理どうしよう問題をなんとかすれば最低限はいけるような気がしています。
その辺にある録音アプリも適当にDLして使ったことはありますが、いちいち名前つけて保存してからじゃないと再生出来なかったりするので使うテンポが悪いなとは常々思ってたのでいい機会かなと。気に入った音声だけ保存できる感じにすると使用感がいいんじゃないかと仮説を持っているところです。
技術の話
タイトル通り技術的な話をします。
Xamarin
この辺は愚痴ですが、Xamarinはマジでユーザーが少ないっぽいです。クロスプラットフォームの対抗馬としてはFlutterとReact Nativeがあって、下の記事を見て貰えば分かりますがGithubのスター数が文字通り桁違いです。
ユーザーが少ないということはネットに転がってる記事も書籍もリポジトリも少ないということで分からないことを調べるのが大変です。Microsoftの公式リファレンスも日本語ページがクソすぎるので見ていられません(英語で読むとちゃんと書いてある)。
下に貼った海外兄貴のYoutubeチャンネルが一番参考になってるような状況です。基本的にXamarinを扱うということは英語と向き合わざるを得ません(Google翻訳を開きながら)。英語読むより説明されてるコードを読んだ方が早いまである。
AndroidとiOS
てっきりXamarinくんがOS間の差異を埋めてくれるもんだと思ってたけど、意外とそんな万能なものではないっぽい。端末依存の機能実装のところが多い印象だけど、インターフェースを定義した上でAndroidとiOSそれぞれの挙動を実装しないといけない。録音については上に貼った動画のようにプラグインがなんとかしてくれるけど、人口が少ない分プラグインも少ないのでなければ自分で作るしかない。
そんな感じなので、Xamarinがどこまで出来て、僕がどれぐらいAndroidとiOSのこと分かってないといけないかの理解から勉強していかないといけない気がしています。どこまで踏み込むべきかもあんまり分からん。でも分かるとドヤれそう。
モチベーションの維持
個人開発のモチベーション維持が難しいという話をします。
やりたいことが多すぎる
そもそも世の中に面白いコンテンツ多すぎ問題がついて離れません。故に僕の時間が足りない問題が常時発生しています。
FF14暁月フィナーレ面白すぎだし、筋肉痛しんどすぎて動けない日もあるし、ぼんやりしているとTwitterとYoutubeに時間を吸い取られてしまいます。正直その辺の影響が大きくて個人開発の進捗が牛歩になっています。本当はもっと本読んで勉強したいんだけど上手くいっていない。読書が出来なかった話は後日また書く予定です。
開発へ気持ちを向ける種
会社の同僚や後輩と進捗を見せ合いっこするとモチベは上がります。ただみんな忙しそうで進捗が生まれてる人が少なめなので刺激もその分減っているのが最近の感じ。
あとは、この前のDroidKaigi見て一瞬意識が高くなって開発が進んだってのがあります。技術的な勉強が好きな人に囲まれるのが一番手っ取り早そうな気がします。そうすると自分の無能さに苛まれて辛そうではありますが。
まとめ
大したものは出来ないと思いつつも、今後も自分のためにちびちびやっていきます。
以上、終わり。
明日はいんげんが「仲良くなったアイドルの話」を書いてくれます。乞うご期待。
メトロイドドレッドは時間の無いオタクに優しい
この記事は「ホシハウス Advent Calendar 2021 - Adventar」4日目の記事です。
昨日はいんげんが競馬の話をしてくれました。僕はカタカナに弱いのでタイトルでお腹いっぱい感が凄くてまだ読んでません。きっといい文章なので後で読みます。
2021年10月8日にメトロイドドレッドが発売されました。僕はまあまあなメトロイドシリーズファンなので即予約して、発売後即4回ぐらいクリアしてギャラリー埋めしたんだけど、ゲーム自体の出来がめちゃくちゃ良かったので、みんなにプレイしてほしくて今回この記事を書いています。
メトロイドドレッドのいいところ
本当はメトロイドシリーズについて色々くどくど紹介を書きたいんですが、そんなことをするとみんな帰っちゃうので、とりあえず一番伝えたいメトロイドドレッドのいいところを書いていきます。
メトロイドヴァニア
メトロイドヴァニアのジャンル名に入っている通り、メトロイドはメトロイドヴァニアの本家です。メトロイドヴァニアが指すものは割と曖昧ですが、基本的に「探索型2Dアクション」のことを指します。概念としては何となく「アイテムや装備を集めてキャラを強化して探索範囲を広げていく」みたいな要素も含まれている気がしますが境界は曖昧です。
快適なアクション性
シリーズの中で群を抜いて操作性が良い、簡単にカッコいいアクションがたくさん出来る(過去作品であったスタイリッシュクソムズテクニックが手軽になって再登場みたいな感じ)。
今作から新しく追加されたアクションのスライディングが本当に優秀で、狭いところを通り抜けるのが下のように格段に簡単快適かつカッコ良くなった。
- 今までの2Dメトロイド作品
下キーを2回押してモーフボール状態っていう丸い状態(スマブラで言うところのコロコロ回避のアレ)になって通った後、上キーで戻って進む - メトロイドドレッド
ワンボタンでスライディングしてズサーっと狭いところをくぐり抜ける(もしくはそのままモーフボール状態になって進む)
これはプレイしてもらわないと伝わらない気がする(動画を撮る気力が無かったともいう)が、これは本当に良いアクションだと思う。他にもフラッシュシフトっていうアーマードコアで言うところのクイックブーストみたいなアクションも追加されていて、これを使うとめちゃくちゃスピーディーに動ける。とても楽しい!!
こういったサムスのアクションを駆使すると、道行く雑魚を蹴散らし凄い勢いで走りながら高所まで壁を駆け上り、敵の攻撃を掻い潜り時にはパリィして致命の一撃ばりに攻撃を叩き込むみたいな、まさに獅子奮迅の殲滅戦を繰り広げることが出来る。うまくボスをボコれた時が本当に楽しい。この辺は是非プレイして体験してほしい。
ただいろいろなアクションが出来る分ボスとかアイテム全回収の難易度は高めかも…。ボスの攻撃パターンはある程度一定で覚えれば対応できるレベルなので頑張ってほしい。
TAを前提としたゲーム設計
2Dのメトロイドは基本的にTA(タイムアタック)することを前提に設計されている。タイムを競うことが出来るように、エンディングではIGTのクリアタイムも表示されるのがお決まりになっている。つまり何が言いたいかというと、クリアまでの時間が他のゲームに比べて短いのである。クリアしたゲームの本数でマウントを取りたいオタクにはオススメのゲームシリーズかも…。
僕がプレイした体感、アクションゲームがそれなりに出来るゲームオタクならメトロイドドレッドは10〜15時間もあればクリア出来ると思われる。ちなみに僕のクリアタイム10時間弱ぐらいだと思う。IGTは7:26:23だった。
短時間でクリアすると当然ゲーム内でもいいことがある。一定時間以内にクリアするとエンディングの一枚絵(エンドカード的なやつ)や演出でサムスがスーツを脱いでくれるのである(所謂ゼロスーツサムスであることが多い)。これは毎回お約束みたいな感じ。今作はクリアした時間と難易度によってギャラリーが解放されるようになっている。最終的には当然脱ぐが、ちょっと色々条件があるのでそこは頑張ってほしい。というか調べれば条件はすぐ出てくるので後はやるだけなんだけど。
過去には、なんと公式でTA大会も開かれていました。クリア済みセーブデータを選択した上で上左右下とキー入力するとタイムアタックモードが起動され、そのままクリアすると暗号化されたクリアタイムが取得でき、公式に送って大会に参加することが出来ると言う仕組み。下のページから当時のランキングが見られます。
RTAレギュレーション
メトロイドシリーズはTAを前提にしたゲームなので、当然のようにRTAが盛んに行われている。レギュレーションも多彩なものがあり(正直トップ層に勝てる見込みが無いからレギュレーションが新設されてるみたいなところもあるが)、中にはRBO(Reverse Boss Orderの略)と呼ばれるボスを正規のルートとは逆順に倒すという正気の沙汰とは思えないレギュレーションもある。これはスーパーメトロイドのレギュレーションなのだが、本当にスーパーメトロイド学会の研究の成果の賜物だと思う。
ドレッドではAny%・100%・Low%(%はアイテム回収率を指す)に掛け合わせてglitchとglitchlessがある。あと一部ボスがスキップ出来てしまうのでALL BOSS(全てのボスを倒す)なんていうレギュレーションも存在している。まぁ何はともあれ楽しみ方がたくさんあるのはいいことなので、是非一度クリアした後に余力があればタイム短縮を狙って遊んでみて欲しい。
メトロイドシリーズの紹介
メトロイドドレッドのいいところを述べ終わったので、そろそろそもそも「メトロイドって何??」という人のためのメトロイドシリーズ紹介をやっていきます。
メトロイドドレッドが既にやりたくなっているメトロイダーの素質がある優秀な君はこんな記事読んでいないで、今すぐNintendo e-ShopへGOだ!!!
メトロイドシリーズのざっくりストーリー紹介
みんな多分スマブラでサムスの存在自体はなんとなく知っていると思います。メトロイドという作品は、そのサムスが銀河の平和を脅かす悪者(大体スペースパイレーツ)をボコって悪の居城の惑星を爆発させて万事解決するようなお話です。ほぼ星のカービィと一緒かもしれない。
サムスはバウンティハンター(賞金稼ぎ)なので依頼を受けて星を爆発させることもあれば、気まぐれで乗り込んで爆発させることもあります。導入は作品によりけりですが何かしらが爆発するのはお約束みたいなところ。
ちなみにタイトルになっているメトロイドですが、手当たり次第に周りの生物のエネルギーをめっちゃ吸い取ってミイラにしてくる上に、ベータ線を照射するとめちゃくちゃな速度で増殖する超危険生物のことを指します。スマブラのアシストフィギュアでも出てくるアイツです。
時系列の簡単な紹介
作品をストーリーの時系列順に並べるとこんな感じ。
- 初代メトロイド(FC)/ 【リメイク】メトロイドゼロミッション(GBA)
- メトロイドプライム(GC・Wii)
- メトロイドプライム ハンターズ(DS)
- メトロイドプライム2 ダークエコーズ(GC・Wii)
- メトロイドプライム3 コラプション(Wii)
- メトロイドプライム フェデレーションフォース(3DS)
- メトロイドII RETURN OF SAMUS(GB)/ 【リメイク】メトロイドサムスリターンズ(3DS)
- スーパーメトロイド(SFC)
- METROID OtherM(Wii)
- メトロイド フュージョン(GBA)
- メトロイド ドレッド(Switch)
補足をしておくと、プライムシリーズが一応外伝的な立ち位置なのと、他にもいくつか外伝的な作品があります。なので上の番号で言うところの1→7→8→10→11がメインストリームという立ち位置になっています。
なぜドレッドでファンが歓喜しているのか
2Dメトロイド完全新作
2Dメトロイドの新作としては実に19年ぶりの新作(前作はメトロイドフュージョン)が出たのは素直に喜ぶほかない。一時期メトロイド作品が枯渇していた時期があり、その中でファッキンサッカーと呼ばれてしまったフェデレーションフォース(やってみたら普通に面白かったからね!!!)がリリースされてメトロイドシリーズの先行きが不安になった時期もありましたが、今では全くの杞憂でした。本当にうれしい。
2Dメトロイドは人気が高く(特に海外)で未だにスーパーメトロイドのRTAが盛んにおこなわれていたりするので、ファンとしてはみんな嬉しいと思うし、逆に言うとずっとスーパーメトロイドをやり続けていた(壊し続けていた)猛者たちがドレッドに乗り込んできているっぽいので、また別の楽しみがあったりする。実際めちゃくちゃ壊されてるしね。
幻のメトロイドドレッド
メトロイドファンからすると、この「メトロイドドレッド」という作品名には昔からの因縁がある。メトロイドゼロミッションが発売された後の2005年頃、「メトロイドドレッド」という作品が発売されるという噂がまことしやかに流れていたのである。当時からメトロイドが好きだった僕は新作メトロイドであるメトロイドドレッドに思いを馳せていたのだがいよいよ発売されず、その作品は幻となって消えたのだった…。
ところがどっこい2021年になって「メトロイドドレッド」が発表されたものだからめちゃくちゃ驚いた。誇張無しでめっちゃ変な叫び声が出た。突然ヒトデマンが出現したと近所の人に錯覚させるような声が出た。なんてったって十何年越しのどんでん返し。こんな体験もう二度と人生で出来ないかもしれないと考えると、とても嬉しい経験が出来たように思います。
2005年当時、どうやら海外の内部向け発売ゲームリストに「メトロイドドレッド」があったせいで作品名だけが独り歩きしていたようだが、技術的な問題等々で発売されなかったらしい。その辺については下の記事が詳しいので参照のこと。(元も子もない話をすると、メトロイド関連の記事なら、わたりどりぃさんの記事がめちゃくちゃ詳しくまとまっているので、僕の記事なんかよりそっちを読んでくれという感じ)
マーキュリースチーム
メトロイド大好き開発スタジオ。メトロイドサムスリターンズを開発した。メトロイドドレッドの開発もしているがもうもはや安心感しかない。サムスリターンズから更に遊びやすくシステムが進化しているので今後もメトロイド作品に関わってほしい。ちなみに情報ですが、マーキュリースチームはメトロイドもキャッスルヴァニアも制作に関わっているので、メトロイドヴァニアを制覇している珍しいスタジオでもあります。
ドレッド以前の作品について
過去作に興味を持った人に向けて、各作品のオススメ度とざっくりとした僕の感想と初見のクリア時間の目安(完全に僕の目測だけど)を書いておく。プレイした結果、時間がかけ離れてたらごめんね。
初代メトロイド
ゲームハード:FC
オススメ度:★
初見クリア想定時間:3〜5時間
原初のメトロイドであるが、ファミコンのゲームなのでめちゃくちゃ不親切なところが多いのが否めない。マップ機能が無く、同じ地形の繰り返しが多いので、迷いやすいし自力でマッピングすると結構な時間がかかる。1時間未満でエンディングを迎えるとサムスが脱ぐ仕様なのでボリュームはそんなに多くない。攻略サイトをガン見しながらプレイするとめっちゃ早くクリア出来るとは思う。ゼロミッションというリメイク作品があるので初代の話が知りたい場合はそっちをやろう!
メトロイドII サムスリターンズ
ゲームハード:GB
オススメ度:★★
初見クリア想定時間:10〜15時間
2作品目のメトロイドだが、初代メトロイドと比べると操作性も良く、かなり遊びやすい印象。相変わらずマップが無いので迷うと時間がかかるが、地形の繰り返しは少なめなので覚えやすくあまり迷わない。攻略サイトを頼ればクリアまでの時間をかなり短縮できるはず。ボスはちょっと強くて数が多いのでその辺は割とボリュームがあるかも。個人的にはオススメだけどハード的にやりづらい気がするので、IIの話が知りたいならリメイク作品であるサムスリターンズをオススメする。
スーパーメトロイド
ゲームハード:SFC
オススメ度:★★★★
初見クリア想定時間:15〜20時間ぐらい
メトロイド最高傑作の一つ。出来ることが多くてマップも広くてグラフィックも良いしストーリーの中核も担っているような作品。マップ広いけどちゃんとマップ機能が実装されてるよ!!出来ることが多い分アクションの難易度も高めなのが少しネック(初心者にはハードルの高い特定のアクションをしないと脱出出来ないトラップ部屋とかもある)。
ボリュームたっぷりなので時間はかかるがメトロイドシリーズに興味があるなら一度はプレイしてみて欲しい。Nintendo Onlineに加入していれば無料でプレイ出来るので是非!
メトロイド フュージョン
ゲームハード:GBA
オススメ度:★★★★★
初見クリア想定時間:7時間ぐらい
Metroid4に位置付けられる作品で、ストーリー的にはドレッドの1つ前の作品。ストーリー的にはタイムリーなので非常にオススメ。次どこに行けば良いのかのガイドがゲームの中にあるので遊びやすさはピカイチ。
メトロイドプライム
やったことないから分かんない
メトロイドプライム2 ダークエコーズ
やったことないから分かんない。ダークサムス初登場作品。
メトロイドプライム3 コラプション
ゲームハード:Wii
オススメ度:★★★
初見クリア想定時間:20時間ぐらい
ダークサムスをボコる話。3Dメトロイドの探索は中々に骨が折れるので時間がかかる。サムス以外のバウンティハンターも登場し、その辺人気が高く、スマブラ参戦しないかな〜〜と思ってたメトロイドファンも少なく無いはず。
メトロイドプライムハンターズ
ゲームハード:DS
オススメ度:★★
初見クリア想定時間:クリアしてないから分からない
サムス以外のバウンティハンターがたくさん登場するメトロイド。サムスに因縁のあるキャラが多数登場しており、キャラ人気が高い作品。本編はDSのスペックもあって操作がしんどめで、ボスも使い回しなので僕は途中で挫折してしまった。
サムス以外のバウンティハンターも使える対戦が非常に人気で熱狂的なプレイヤーが多かったっぽい。
メトロイド ゼロミッション
オススメ度:★★★★★
初見クリア想定時間:10時間ぐらい
初代メトロイドをGBAでリメイクした作品。フュージョンと同じくガイド付きなので基本迷わない。アクションが多彩な部類の作品の割にかなり操作性が良く、その辺もプレイしやすい。ドレッドに次いでメトロイド入門に最適な作品だと思う。ゼロスーツサムスも出てくるよ!!!
メトロイド OtherM
オススメ度:★★
初見クリア想定時間:10〜15時間ぐらい
メトロイドでは珍しいTPS作品。意欲的な試みを色々しているが、メトロイドシリーズのストーリーを補完するような話が多く、そのためムービーや演出も多いのでシリーズ初心者にはあまりオススメ出来ない。ゲームシステム的には良い感じなので、他のメトロイドをある程度やった後に触るとストーリー補完も出来て良し。
メトロイド フェデレーションフォース
オススメ度:★
初見クリア想定時間:10時間ぐらい
発売前のPVでメトロイドファッキンサッカーと呼ばれてたやつ。メトロイド作品がめっきりリリースされていなかった時期に、リアル等身でカッコよかったメトロイド世界のキャラクターがデフォルメされちゃったもんだから、ある程度仕方ないかなとは思うけども。中身はちゃんとしたFPSゲームなので楽しく遊べる(ラチェクラに似た雰囲気がある)。ただメトロイドをプレイしてみたい人に勧める作品では無いかなという感じ。
メトロイド サムスリターンズ
ゲームハード:3DS
オススメ度:★★★★
初見クリア想定時間:15時間ぐらい
マーキュリースチーム参戦作品。新システムが色々登場し多彩なアクションが可能になったが、その分難易度が高めでボスも強め。ゲームの腕に自信がないとちょっと厳しめかもしれない。ドレッドで色々と改善されているので、先にドレッドをやろう!
まとめ
みんなメトロイドドレッドを買ってくれよな!!
ニンテンドーカタログチケットも使えるよ!!!!
以上、おわり。
明日はゆーしんがデスクトップレイアウトの話をしてくれるみたいです。お楽しみに。
「スズメバチの黄色」を読んだ
はじめに
読書備忘録シリーズ第2弾です。
第1弾は前回のこれ↓
特にシリーズとは銘打ってないけど、既読本の中身をマジで覚えていないことに2021年の年始あたりに気が付いたので、「読んだ本の概要と感想は残る形で書いておこう」という趣旨でやっていく予定です。
余談ですが、前回の投稿から200日近く間が空いてしまっている理由は、FF14という一生時間が潰せるゲームに出会ってしまったせいです。とりあえずメインストーリーを終わらせてRW1本完成させて、あとは高難易度コンテンツに挑戦していくか、もしくはエウレカに手を出すかみたいな状況になったらFF14欲がそこそこ落ち着いたので、「じゃあ本でも読もうかな」と一旦帰ってこられました。また多分そのうちエオルゼアに旅立つと思います。
スズメバチの黄色
「スズメバチの黄色」はニンジャスレイヤーのスピンオフ的な立ち位置の作品で、ニンジャスレイヤー世界のヤクザ物語といったところ。ニンジャスレイヤー成分がほぼ無いので、シリーズ初見でも読みやすいお手軽サイバーパンクSF的な作品。
Amazonのリンクもおまけで置いておきます↓
僕はニンジャスレイヤー歴としては、原作1巻・フロムアニメイシヨン・Twitterの漫画の一部、という感じ*1になるのだが、そんな感じでも問題なく読みやすかった。軽率に人に勧めても問題ないレベルだと思う。実際オススメ。
物語のあらすじをざっと書こうと思って公式のアレコレを探したら、ニンジャスレイヤーTwitterに紹介文があったので引用しておきます。
∴全てを奪い返せ∴
— ニンジャスレイヤー / Ninja Slayer (@NJSLYR) 2019年6月28日
「スズメバチの黄色」は、混沌の近未来日本を舞台とするアクション小説だ。
主人公の少年チバを中心に、明日なきティーンネイジャーたちが熾烈な抗争に身を投じる。全てのものを奪い返し、無法者どもの頂点に立つために。
ダイヴせよ。極彩色のアジアン・サイバーパンク世界へ。 pic.twitter.com/TJCNb6BKxa
この紹介文初めて見たんだけど、主人公チバなんだね。てっきり火蛇が主人公だと思ってた。
あらすじとしては、ネオサイタマ龍256地区の老舗ヤクザ「老頭」の下っ端ヤクザである「火蛇」が、金の取り立て時のトラブルをきっかけに「チバ」と出会い、そこから抗争に巻き込まれていく…みたいな感じ。上の表紙画像で言うと、右下の赤髪の人が「火蛇」、後部座席に乗ってるのが「チバ」、助手席に乗ってるのが火蛇の幼馴染でハッカーの「大熊猫」が主な登場人物として出てくる。にじさんじのオタクなので大熊猫が笹木咲に見えてしまう。
※ここから先は軽いネタバレが含まれます
(作品の性質上、ネタバレしたところで本質的な面白さには影響しないと思いますが念のため)
読んだ感想
率直な感想としては「とても 気持ちの良い物語だった」という言葉以上の表現が見当たらない出来の良い作品だと思った。そんなに難しい内容も登場せず、テンポよく物語が結末に向かっていくようなそんな感じ。
この物語のテンポの良さをおおよそ一人で担っているのが主人公のチバで、実はこのチバという少年は、ソウカイヤの首領「ラオモト・カン」の嫡子であり、若干15~16歳にして数々の修羅場をくぐり抜けてきた歴戦のヤクザにしてソウカイヤの後継者「ラオモト・チバ」なのである。
ラオモト・チバはその経験から、老頭の組織構成、勢力図、ただの跳ねっ返り三下ヤクザだった火蛇の素質などなどを瞬時に見抜き、計略を巡らせ、火蛇側の陣営を速やかに勝利に導く。ほぼデウスエクスマキナ。流石ラオモト・カンの血が流れているだけのことはある。最後には大体の問題が解決して終わるので非常にスッキリする。勧善懲悪ハピエン厨である僕もこれにはニッコリ*2。
なので、感想として細かく書けることはあんまりなくて、無理やり説明すると僕の文章力じゃ無粋になりそうなので、言えそうなことはこれぐらいで、あとはただただ「めっちゃ面白いよ!!!」と言いながら胡乱なことを叫ぶ以外のことはできそうにない。
最後に、一番好きなシーンはタイトル回収をするところです*3。
まとめ
めっちゃ面白いよ!!!
おわり。
「黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで」を読んだ
あけましておめでとうございます。
突然ですが、Kindle paperwhiteを買いました。衝動買いに近い買い物だったんですが、元々「ちゃんと読書をしていきたいな~お風呂で本が読めればいいのにな~」と常々思っているところに、「Kindle paperwhiteなら風呂で読書できる!」的な情報をTwitterで見かけた上にAmazonでは年始のセールが開催されていたため、買ってしまえと勢いで購入しました。小型軽量で持ち運び易く、風呂に浸かりながらでも、電気消して寝る直前でも、いつでも書籍が読めるので、結果的にめちゃくちゃ満足してます。
本を読む環境を整えて次に何をするかというと読む本を決めないといけませんね。自分でも読みたい本はたくさんあるんですけど、たまには自分が普段読まない本を読んだ方が世界が広がるんじゃないかと思って、周りの友人に「何かおすすめの本はないか?」と聞いたところ、山ほど電子書籍のタイトルを教えてもらえました。せっかく教えてもらったのですべて購入。余談ですが、下記の記事によれば、たくさん本を読むコツは「事前に本を買っておくこと」らしいです。
まぁ要するに「いつでも本が読める環境にしておけ」ということだと思います。そんなこんなで読む本がたくさん出来たので、少しずつオススメされた本を読んで、読んだ内容と感想をブログに投げていくことを今年はちょっと頑張っていこうかなと思います。
ようやく本題に入りますが、今回は「黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで」を読みました。購入したのが全10巻の合本版で、本当は全部読み終わってから感想を書こうかなと思っていたのですが、自分の読書力がまだまだ弱い*1のと、1巻のお話の納まりが良かった*2ので、このタイミングで書いてしまおうというわけです。加えて、結構世界観や設定が細かく作られている作品なので情報の整理も兼ねていければなという感じです。
黄昏色の詠使い イヴは夜明けに微笑んで
まずは簡単にこの本の紹介をば。この作品は細音啓さんのデビュー作で、黄昏色の詠使いの後にも世界観が共通している作品を何作か執筆されているみたいです。ジャンルとしてはライトノベルですかね。僕はライトノベルと呼ばれるものは今まで読んだことないので、この作品が初ライトノベルです*3。
余談ですが、この本絶版になってるらしいですね。Amazonには中古の在庫があるみたいですけど、古本屋を探しても品薄の可能性が高いんだとかなんとか。こういうとき、電子書籍があって良かったなと思います。
世界観の説明ですが、作中の世界では名詠式(めいえいしき)という召喚術が存在しています。名詠式とは、召喚したいものと同じ色の触媒(カタリスト)を準備した上で、セラフェノ言語*4を用いて召喚対象の名を讃える讃来歌(オラトリオ)を詠うことで、召喚が出来るという召喚術になっています。召喚可能な対象は石ころのような無機物から伝説上の生物まで多岐にわたるらしく、理論上は割と何でも召喚可能のようですが、無生物よりも生物を召喚する方が技術を要し、言語を解するような高度な生物を召喚するにはかなりの修練を重ねる必要があるみたいです*5。
名詠式は学問として、赤(Keinez)・青(Rugus)・黄 (Surisuz)・緑 (Beorc)・白 (Arzus)の5色が体系化されています(この5色以外の名詠式は存在しないらしいので、ピンク色のものとかは召喚不可なのかな…?)。どの色も技術体系が異なり、1色をマスターしたからと言って他の色への応用が利くということはありません。1色を極めるのにも最低で10年程度はかかり、マスター出来るのは才能のある人でも3色が限界というのが、この世界の一般的な認識みたいです。
そんな名詠式を学ぶ学校、トレミア・アカデミー(名前がMtGの激ヤバ土地カードに似ている…)を舞台に、赤色名詠専攻の学生クルーエル・ソフィネットと、謎の夜色名詠を専攻する飛び級転校生ネイト・イェレミーアスが物語を展開していくのが、この本の大まかな内容です。あんまりお話に触れすぎてネタバレになるのが個人的に嫌なので、ストーリーの話はこの辺で。
本を読んでの感想
かなり久しぶりの小説、かつ初めてのラノベを読んだということでなかなか感覚がつかめない部分がありましたが、かなり面白かったです。簡単に感想をまとめるとこんな感じです。
よかったところ
- 設定が固まっていて世界観が構築されている
- セラフェノ言語による名詠式の詠唱が演出としてカッコいい
- ハッピーエンド
1は上の方の作品紹介で書いた通りですね。そりゃあもちろん重箱の隅をつつけばどんな世界観の設定でも穴はあるんですが、割とすんなり飲み込めるような設定と世界観だったので、サクサク読めました。悪さも結構出来そうな印象があるので、今後の展開などなどが楽しみですね(なにせあと9巻もありますから)。
2に関してですが、最初は平穏な日常生活の場面でセラフェノ言語による讃来歌が登場するので、正直若干胃もたれ感がありました。非日常感が強すぎてなかなか馴染めないというか…。ただ、クライマックスシーンで登場するとめちゃくちゃカッコいいんだな、これが。男子小学生だったらみんな真似するんじゃないかな、セラフェノ言語の発音全然分からないけど。まぁ多分ビールみたいなもので、最初は飲めないけど慣れれば美味しくて好き好んで摂取するようになる気がします。
3は個人的には一番大事ですね。絶望しかないエンドとかメリバとかゾクゾクして嫌いじゃないんですけど、ズルズル引きずって日常生活に支障が出るので出来ればハッピーエンドでお願いしたい。このままの調子で今後の物語が続いてほしいですね。
おまけで個人的に好きなシーンを紹介すると、なんだかんだあって学生による学内名詠式発表会があるのですが、そこでネイトが失敗を求めて高度な名詠式に挑戦するところがとても好きですね。「負けイベに突っ込んで経験値を稼げ」みたいな教訓が僕は好きなので、ネイトのこの姿勢、ひいては著者の考え方には好感を持てました。
あんまりだったところ
僕が小説慣れしていないせいだとは思いますが、最初の方は物語の目的がいまいちつかめないまま話が進行するので、読み進める動機が「友人に面白いよって紹介されたから」だけになっていて、あんまりよくないなぁという感じでした。まぁ、人間の生活なんて九分九厘何も起きなくて、ほんの一握りのドラマチックがあるだけな気もするので、序盤はそうなるもんなんですかね。
ついでに、僕みたいな人間がたくさんいるから、最近のラノベとかなろう小説はタイトルにあらすじを盛り込んでクソ長くなるのかなとか考えて、大いに反省しなければという気持ちにもなりました。悪いのは僕です。
まとめ
面白かったので2巻以降にも期待してます。余裕が出来たら細音啓著の他作品も読んでみようかなといった感じです。読書力も上げていきたいですね。
以上 おわり。
*1:特に小説はほぼ読んだ経験が無い。ちゃんと読んだ記憶があるのは小学生の時のデルトラクエストぐらい。
*2:冷静に考えると、小説の1巻である程度お話が完結しないのはいかがなものかと思うので当然かなと。まぁこの辺も小説の読書経験が少ないことが仇となっている感じがありますね
*3:正直、小説とライトノベルの違いが分からないのが本音です。多分初めて。
*4:セラフェノ言語は作者オリジナルの創作言語。
*5:呼び出す対象によって上から第一音階名詠・第二音階名詠・第三音階名詠・第四音階名詠とランク付けされていて、第一音階名詠の召喚対象は色を司る真精(めちゃくちゃ強い)である。また名詠式の練度が高い場合、第二音階名詠までなら詠うことなく召喚(詠唱破棄)することもできる。かっこいいね。
グラップラー刃牙の知恵袋
この記事は ホシハウス Advent Calendar 2020 - Adventar 23日目の記事です。
昨日はろめろが環境音楽について書いてくれました。ゲームのBGM的な話かなと思ったら全然違う世界の話でビビり散らかしました。垂れ流しできそうなので、仕事中にでもかけてみたいと思います。
さて、僕の大好きな漫画に「グラップラー刃牙」という漫画があります。一言で言えば、「地上最強を目指す格闘技漫画」です。男(おのこ)なら一度は夢見る最強の称号を目指す漫画だけあって、幾多もの心惹かれる闘いが展開されていきます。登場人物全員自分の強さに自信がありまくるので、ひっでぇ舐めプやらイきり散らしやらもありますが…。まぁ未熟ゆえの生意気さだったり、闘いたくて闘いたくて居ても立っても居られずに闘争の種を撒いて行ったりがあるのも良いところです。
話はちょっと逸れますが、グラップラー刃牙という漫画、一般的な女性には理解できないらしいですね。「なぜ最強を目指すのか」みたいなところで???となって終わったりするそうな。(刃牙が好きな女性も刃牙が理解できない男性もいるとは思いますが)。なんで刃牙好きの女性はめちゃくちゃモテるんじゃないかなと思います。知らんけど。
グラップラー刃牙のに出てくる理(ことわり)
そんな男子に人気の刃牙シリーズですが、強さが極まり過ぎて理屈がなんにも分からない謎理論が多数登場します。
とまぁ、こんな感じで訳の分からない現実的でない描写がたくさん出てきます。漫画だから当たり前っちゃ当たり前だけど。それでも、この漫画は現実の武術や実在する登場人物がモチーフになっているものがたくさんあり、地に足ついた理論や知識の話が出てくるのがこの漫画の良いところです。
そこで今回は、刃牙シリーズの中で本当に生活の知恵として使える知識を紹介していきたいと思います。みんなもぜひ実践してみてね。
三戦(さんちん)
まずは有名どころから。皆さんご存じ三戦(サンチン)の構え。初出は、グラップラー刃牙の最強トーナメント編で、VSリチャード・フィリス戦の愚地独歩が使用した場面です。この場面ではリチャード・フィリスの強力な打撃に耐えるため、愚地独歩は「呼ッ」っという掛け声と共に三戦の構えを取り、見事耐えきります。
みなさんの言いたいことはなんとなく分かります。グラップラー刃牙に脳みそを侵された僕でも、流石にこんな場面は日常生活には無いことぐらい百も承知です。三戦の活用場面はもっと他のところにあります。
それは足場が不安定な場所にいるときです。電車の中なんかが良く当てはまりますかね。三戦は元々船の上で闘うために編み出された構えです。当然電車の中でも使えます。
実際に三戦の構えをしてみると分かりますが、バランスがかなり取りやすくなり安定します。横揺れにはめっぽう強いです。刃牙の中でも稼働するジェットコースター上での闘いがあるのですが、愚地独歩が代表と務める神心会空手の門下生である末堂厚は、この三戦の構えを使い、ジェットコースター上の闘いを制します。そのあと負けちゃうけど。
ぜひ三戦を実践してみてね。
握手(合気道)
続いてはこちら。タイトルを見てなんやねんと思う方がいると思いますが、該当するシーンがこれ。
合気道の達人である渋川剛気(155cm、47kg)が、刃牙の登場人物の中でダントツの筋肉量を誇るビスケットオリバ(180cm、150kg以上)を握手でなぎ倒すシーンです。僕がこれを読んだ当時は「はいはいフィクションフィクション」って感じで流してた(楽しんでた)んですが、これがどうやら実際に出来るらしいのです。
こちらの動画をどうぞ。
いやね、マジで合気道舐めてたね。
合気道は何となく実戦には使えるか怪しいラインの武道だと思ってたんですが、本当にできるとなってめちゃくちゃビックリしました。先手が取れること前提っぽいですが。
ってな訳で、何かしら握手をするタイミングでみんなをびっくりさせてみたい!!って人は練習してやってみるのもいいかもしれません。僕は一切の責任を取りませんが。
コツカケ
また愚地独歩の話ですが、愚地独歩には金的(睾丸への攻撃)は効きません。
世の中にはコツカケという技術があるらしいです。何をするのかというと、腹筋を駆使して金玉を体の内部にしまっちゃう技術らしいです。
「またまた御冗談を…」と思いますよね?これも、実はどうやら実際に可能みたいです。
つい最近、Twitterを見てたら偶然金玉を体内にしまい込むコツカケに近いような技術の話を見つけて、世界の広さを思い知りました。タックと呼ばれているみたいです。
タックについて解説しているページはこちら(FC2アダルトのリンクなので閲覧注意)。
これは男性が女装をする際に女性らしい下半身のラインを獲得するため、金玉をなんとか体内にしまうための手法で、しまえる箇所は「丹田の皮下脂肪と内臓の間」と「蟻の戸渡り付近」の2か所あるみたいです。
僕もチャレンジしてみたところ、前者は割と簡単にしまえました。「こんなところにこんな収納スペースが?!」とビックリするほどすんなり入りました。後者については、どうあがいてもしまえませんでした。どこにスペースがあるのかすら分からない。自分のやっていることへの虚無感で諦めてしまいました。
ただ、コツカケに近いのは後者の収納位置だと思われます。実際に実践している人がいるので収納スペース自体は存在していそうです。あとは腹筋で持ち上げるだけですね!
と言う訳で、金的への対策が欲しい方はぜひコツカケの練習をしてみてください。理論上は可能っぽい可能性が3%ぐらいあると思います。Dreams come true, 夢はきっと叶います!
飯
これが一番言いたかった。グラップラー刃牙の食事はガチです。色々バカにされていることが多いですが、食事が一番大事。意外かもしれませんが、グラップラー刃牙はしっかり食べて強くなる漫画なのです!
多分一番有名な「オイオイオイ、死ぬわアイツ」のシーンも結構理にかなっています。
この場面の刃牙は試合に向けて消化されやすい糖質を死ぬほど摂取しています。まぁ要するにエネルギー補給です。人間、動くためのエネルギーが無いと当然体は動きません。実体験としても食事をサボってジムに行くと訳分からないレベルでMAX重量が落ちたりします。なのでこのシーンは、スポーツの合間にゼリー飲料で栄養補給するのとあまり変わりありません。試合直前に摂取する量としてはおかしいですが、刃牙の消化能力の賜物だと考えれば筋は通ります。
バカにされがちな14リットルの砂糖水も同じ理論です。とりあえず、すぐに吸収できる糖質(エネルギー)を摂取するのは何もおかしいことではありません。量だけはおかしい。
そして僕の一番好きなシーンがコレ。
刃牙がカロリーと栄養バランスと重量を考えながら遠征に持っていく食事を準備するシーンです。このシーンでも大量の炭水化物を中心にたんぱく質を組み合わせながら、献立を組んでいきます。味は二の次感がビンビンに伝わってきます。とにかくストイック。見習っていきたい。
そしてこのシーンで最も注目してもらいたいポイントはここです。
そう、刃牙がしっかりと強力わかもとを用意しているところです。強力わかもとというのは、一言で言えば消化剤と呼ばれるタイプの胃腸薬です。食べたものの消化・分解を助けてくれる効果があります。
この強力わかもと、増量期のトレーニーなんかが良く飲んだりしていて、ストイック過ぎて餓死した伝説のボディビルダーであるマッスル北村氏も愛用していました。何故なのかという話ですが、デカい身体を作るためには大量の食事が必要です。しかし、人間の消化能力には個人差があり、たくさん食べても消化吸収しきれない人もいます。そんなときに役に立つのが、この強力わかもとです。僕も家に置いてあります。
実は、男子なら一度は検索している人が多いであろうエビオス錠も強力わかもとと同じような消化剤タイプの胃腸薬です。エビオス錠も消化吸収を助けてくれる効果があります。今度から堂々と買いましょう。
そんなこんなで、刃牙は強くなるためには食べることが大切だということを教えてくれています。いっぱい食べていっぱい消化して丈夫な身体を作っていきましょう!
まとめ
以上、おわり。
明日は、けーるが分数の話をしてくれるみたいです。算数の授業かな…?