60点のジャブを打つ練習

思考を堆積させておきたい


最近、こにふぁーさんのブログを好きで読んでいる。 konifar-zatsu.hatenadiary.jp

共感することが多々あると同時に、自分も同じような考えたことがあるなーと思ったりしている。ただ、全然任意のタイミングで思い出せるような形になっていなかったので、書き留めていきたいと思って、昔ちょっとだけ書いていたブログを引っ張り出してきた。(ブログタイトルも「掃き溜め」になっていたが、あまりに卑屈なタイトルすぎるので、もう少し気の利いたタイトルにしたくて「思考の三角州」にしてみた)。

雑に考えたことを書き貯めておきたい。

60点でジャブを打つ


これは会社で尊敬している先輩に指摘されたことである。自分はインプットはある程度得意だがアウトプットは乏しい自覚があり、それを指摘されていると捉えている。

よく世間で言われている、早い段階で公開した方が方向修正が容易だという話だ。今置かれている環境は、より早い段階で公開して感想やレビューを貰わなければ生き残れなさそうな雰囲気があるので、理解する必要性が出てきて刺さったという感じ。

ちなみにこの指摘をくれた先輩は、めちゃめちゃ意識的にコミュニケーションハードルを下げるムーブをしていて、勉強になる部分が多い。 (ベンチャーでの管理職経験があるらしいので、経験故だと思う)

なぜジャブを打てないのか


まずそういう習慣が無いことがあると思う。最近気が付いたことだが、奥さんの家族との付き合いがあって接しているうちに自分の家族を比べると、予定や物事のすり合わせ方が全然違う。

自分の家族は「よそ様に迷惑をかけないようにできるだけ事前にパターンを想定して、ある程度時間をかけて色々決めておこう」という傾向が強い。一方で奥さんの家族は「とりあえず聞いてみたらいいじゃん」という感じでかなり早い段階でコミュニケーションを取っている印象が強い。(もちろん多少の作戦会議をしていたりするので、全くの考えなしに人に聞いているわけではない)

ということでまずは「よそ様に迷惑をかけないように…」みたいな思考の改善からしていく必要があるように思う。

ジャブを打つことのメリット


「よそ様に迷惑を…」という思考は、正しくメリデメを認識できていないように思う。 成果物を作っている時に、直近の損得で言えば「完成度の低い成果物を見せてレビューの手間をかけさせるのが忍びない」という思考が支配的になりがちだ。 が、早いうちから公開してレビューや意見を貰い軌道修正する方が、最終的なコストは少なくなるはずである。 そういった全体を見据えての思考をすることで、効率的な言動を心がけることが出来そうだ。

また、早いうちから公開してレビューの機会を設けると、レビューの場で自分の考えていることを言語化する機会が得られる。自分の経験上、言葉で説明していると論理の飛躍や考慮漏れなどに気が付くことが多い。そういった面でのメリットもあるように思う。

このブログもジャブ打ちの練習

自分はそもそも絶対的なアウトプット量が足りていない自覚があり、そういった課題も解消するためにこのブログを書いていきたい。 洗練された文章を書こうとするとめちゃめちゃ時間がかかって続かないので、60点で雑に書く(もしかすると30点かもしれない) 量をこなしていくうちに質も上がると信じているので、ネタは貯めつつ書いていこう。